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A.E.Fighters シリーズ3作目は1対1の格闘ゲーム

NISESOFTの代表作、A.E.Fightersの最新作となる3がリリースされることが決定した。
今作は前作とは異なる1対1の格闘ゲーム。
リリースに先立ち、シリーズの歴史を振り返りながら、システムやキャラクターについて紹介していこう。
(画面や記事の内容は開発中の情報に基づいたものです)


AEFシリーズの歴史

■Amazing Effect Fighter
2006年
2Dアクションゲーム。
ストーリーは主人公の稲妻がメディア・コアと同化したフラクタルを倒すというもの。使用可能キャラは稲妻のみだがエフェクトがそのままの姿で戦うというコンセプトは既に本作で完成している。国内での反響は今ひとつだったが海外で支持された。後のシリーズと区別するため「原典」「神話」などと称される。
現在入手するにはオークション等で高額なものを購入するしかなく、再販やリメイクを望む声も多い。

■A.E.Fighters
2010年
一般的に「初代」と呼ばれる。
Amazing Effect Fighterに登場したエフェクト達が闘うオーソドックスな2D格闘ゲーム。
キャラクター数の少なさやバランスの調整不足などが目立つが、ストーリーはエフェクト最強を決める大会にプラグインが乱入するというもの。(後に第一次エフェクト事変と呼ばれる)
独特の世界観と各エフェクトのコンセプトに基づいた挙動はコアなファンを生み出したが、発売半年後にサードパーティプラグインの無断使用が明らかとなり販売中止に。
公式サイト

■A.E.Fighters2
2013年
前作の不祥事から誰もが予期していなかった続編。海外でのエフェクトファイトの盛り上がりを反映したものとされる。旧バージョン同盟と高度エフェクト勢との対立を描いた3D対戦アクション。2対2のエフェクトタッグバトルが話題となり、エフェクトが世間に広く認知されるに至った。
一部のキャラクターが強過ぎるなど問題も抱えていたが、エフェクトの組み合わせで変化する対戦はシンプルながらも奥が深く、それまでエフェクトに縁のなかった若年層も取り込んだ。後にスマホ版もリリースされ、現在もネット対戦を嗜むファンが多い。
本作から低度エフェクト不要論を唱える「稲妻(高度)」が参戦し、選民思想的な主張の過激さが主にSNSで取り上げられ問題となった。

■A.E.Fighters2 エディション(高度)
2015年
メディア・コアの処理落ちにより、48時間以内に大規模なエフェクトの淘汰が行われることが判明。亜空間「クリエイティブ・クラウド」でエフェクト達が生き残りを賭けて闘うストーリー。(第二次エフェクト事変)
最終的に稲妻(高度)が生き残り、メディア・コアをクリエイティブ・クラウドの最深部に安置した。それぞれのエフェクトの生きざまは世代を問わず広く訴えるものがある。2017年には第二次エフェクト事変を題材にしたTVアニメ「Amazing Effect Story」が全12話で放映され大きな反響を呼んだ。
公式サイト

■A.E.Fighters3
2018年
新システムを搭載し1対1の格闘ゲームとして登場。第二次エフェクト事変から3年後が舞台となる。原因不明のエラーでメディア・コアが暴走し、フラクタルが復活した。それぞれのエフェクトの思惑が交錯する闘いが始まる。

AEF3独自のシステム
本作の特徴となるのが、対戦中にエフェクトを発動させる新システム「アシストエフェクト」と、従来から大幅に強化された「チャンスシステム」だ。

■アシストエフェクト

今作の最も特徴的な、アシストエフェクトシステムを見ていこう。
プレイヤーは使用するキャラクターに対してアシストエフェクトを3つセットできる。セットしたエフェクトはゲージが溜まり次第、GPUを1消費することで使用できる。アシストエフェクトは自身の分身を作り出す「エコー」や、一定時間無敵になる「ブラー」など戦術を豊かにするものばかり。さらには「CC Hair」といったマイナーなものまでカバーしている。自身のプレイスタイルと使用するキャラクターとの相性を深く考える必要があるだろう。

■チャンスシステム

2にもあった1度だけのチャンス。一時的に攻撃力をアップさせるだけのものだったが、今作では様々な強化がされ、一発逆転が可能となっている。チャンスを発動させると以下の全ての効果を得ることができる。
・GPUを1ゲージチャージ
・GPUを3ゲージ消費する強力なチャンスアーツを発動可能
・発動後一定時間、全ての技がキャンセル可能
また、チャンスアーツで止めを刺せば相手にチャンスは付与されない。「チャンス」は1ラウンド取られることで獲得できるため、実力差による一方的な闘いが抑制されそうだ。

新キャラクター「タイムコード」と「フラクタル」が参戦

最も注目されている「タイムコード」はアニメ版での活躍を覚えている方も多いだろう。遠近距離バランス良く対応可能なキャラとなっているようだ。アニメ版同様、スパイラルコードやタイムハリケーンといった技を使う。

一方「フラクタル」は原典のボスキャラ。 当時はあまりの難解さにクリア不可能ではないかと噂され、トラウマを抱えているプレイヤーも多いと思われる。 2のストーリー内でその存在が語られることはあったが、操作可能なキャラクターとしての復活には広く驚きの声が上がった。一体どういったファイトスタイルになるのか、今のところ全てがベールに包まれている。
 


※注意 本作は一切開発を行っておりません。